きものQ&A

着物に関する様々な疑問に着物企画メンバーがお答えします。
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※回答はあくまでメンバー個人の見解です。

女性:振袖は自分で着付けすることが難しいため、写真館等に依頼することをお勧めします。その場合、着付け、メイク等すべて含めて平均1時間半~2時間ほどかかります。一方、訪問着は20~30分ほどで着られます。
男性:訪問着は10~15分ほどで着られます。初めて着物を着る人は30分ほどで着られます。一方、羽織袴は着付けを依頼した場合で40分ほど、自分で着付けをする場合で1時間前後かかります。 (S.T.)
はじめのうちは帯を結ぶのに戸惑ったり、背中心があっているか、着崩れてないかを確認したりしながら着るので時間がかかりますが、慣れれば短時間で着られるようになるでしょう。(H.S.)

女性:着物・帯・帯締・帯揚・長襦袢・腰紐5本・伊達締2本・帯板・帯枕・衿芯・肌襦袢&裾除け・足袋・補正用タオル・和装バッグ・草履・(コーリンベルト) が着物を着るのに最低限必要です。これに加えて扇子や簪、ヘアアクセサリー等があればより美しく着ることができます。
男性:着物・長襦袢・肌着・帯・足袋・草履・腰紐2本 が着物を着るのに必要です。羽織袴になるとこれに加えて、羽織・袴・羽織紐・衿芯 が必要になります。 (S.T.)

確かに、男性用の着物は紺色や茶色といった地味な色が多いです。ただ、その分帯や根付、羽織紐などのワンポイントが目立ちます。そこで差をつけよう。(M.A.)

女性用着物は、お端折りの幅を調整することで丈を変えられます。一方、男性用着物は丈を調節することができません。どうしても昔の人に合った小さめなサイズのものが多いですが、それでも最近は大きなサイズも多いので高身長の人も大丈夫だと思います。また、袴を履いて裾を見えなくするのも手です。(M.A.)

動いていると着崩れしてしまいますよね...(*_*) 着崩れしないために注意すべきことは、
① 内股気味に歩幅を狭くして歩くことです。 人それぞれの歩き方があるので一概には言えませんが、大きな所作は着崩れの大きな原因です。
② 腰ひもの位置は腰骨とおへその間が理想的です。 よく間違える所ですよね~気を付けておきましょう!
③ 女性の方は補正タオルを使ってみましょう。 一般的な洋服とは違い着物は身体がフラットな方が良いので、タオル等で調整しましょう。(Y.I.)

裾を一枚ずつめくって、帯に挟むと簡単です。ユーチューブの動画を参考にしたらできました。(M.A.)

着物用バッグや、風呂敷を利用すると着物になじんでよいでしょう。また、携帯電話や財布などの小物であれば懐に入れたり、男性用着物の場合は袖にもしまうことができます。(K.N.)

新品のものを一揃い揃えようとするとネットでは1万5千円、デパートでは数十万~数百万とどうしても高額になってしまいます。(K.N.)
しかし、アンティークの着物だと店によっては1000円以下で手に入れることもできます。一着勝負服として高価な新品のものを手に入れてそれを大事に着るというのも着物の魅力ですが、アンティークで安価に複数の着物や小物を手に入れて日常で着回してみるというのも楽しいかもしれません。(H.S.)

近年は「パーカーイン着物」等の、着物と洋服の組み合わせコーデが流行っていますね!最近は、夏祭りでも浴衣×洋小物をよく見かけます。
冬、着物は特に首元と手元が寒くなるので、防寒対策としてもパーカーは効果的です。中折れ帽やストローハット等の小物も合わせてみると良いかもしれませんね(*^-^*)
ただし、衿(えり)を重ねる順番や、丈の長さが合っていないと注意されてしまうこともあると聞きます(いわゆる”着物警察”)。最低限のルールは守った上でアレンジを楽しみたいですね。(Y.I.)

着用後の着物は湿気を含み、また体温が残ってしまっているため、そのままたたんでタンスにしまうのではなく、着物用ハンガーにかけて一晩吊るして湿気を取り除きます。着物がよく乾いたことを確認した後、乾いたタオル等を使って表面についたホコリ等を払い、汚れをチェックします。汗のシミなどは水で濡らしたタオル等でふき取り、風を通します。
その後、ぬるま湯に中性洗剤を溶かしてつけておき、たたくように洗います。最後にタオルでふき取って陰干しし、乾いたらアイロンをかけます。 帯や小物(腰紐、伊達締、帯揚、帯締など)は風通しの良い場所で湿気をよく取り除きます。半衿や足袋は洗える素材であればよく洗い、陰干しします。
草履は着用後の天気の良い日に裏面を上にしてよく干し、乾かしてから汚れを落とします。
着物の収納には防湿・防虫効果のある桐のタンスが適しています。正しいたたみかたをしたうえで、着物を1枚ずつ和服用のたとう紙に包み、タンスの底に敷いた白木綿の上に互い違いになるようにしまいます。着物と帯は別々にしまうのがよいです。(S.T.)