成人式の
軌跡

正面写真
後ろ姿写真

着たAさん

成人式の振袖・小物について

わたしは振袖や小物などは母のものを使用しました。わたしには年の離れた姉がいて、姉が成人式をした際に母の振袖を着ているのを見て自分も成人式で母の振袖を着ることを意識し始めました。様々な色が使われていて柄も特徴的な古典柄のもので、可愛くてとても気に入っています。世代を超えて受け継げる着物の良さを改めて感じ、母、姉に続き三代目として自分が着ることが出来て本当に良かったと思いました。また、母や姉の成人式の写真と見比べて、同じ着物でも着る人によって雰囲気が変わると感じました。お母さんの振袖を着ようと考えている人はそのような点に注目してみるのも面白いかもしれません。

髪飾りへのこだわり

メインの髪飾りだけは自分で選んだのですが、京都でつまみ細工の髪飾りを探し、祇園にある「金竹堂」という老舗のお店で購入しました。購入するお店は迷いましたが、お店の方が親切で髪飾りに対して真摯な様子が伝わり、一つひとつとても丁寧に作られているのが伝わってきたのが決め手でした。可愛らしい紅白の梅が集まった髪飾りで、成人式以降着物を着る際にも形を少し変えて使用できるとのことで、これからも使っていきたいと思っています。

成人式の感想

例年とは異なる状況下ではありましたが、成人式を行うことができて良かったです。朝4時半からの着付けはなかなか大変でしたが、晴れ着を着て、旧友やお世話になった先生方に会うことのできた成人式はかけがえのない思い出となりました。また、皆振袖や髪飾りなどにそれぞれの好みや個性が出ており華やかでした。皆さんも、一生に一度の成人式、ぜひ自分の好みに合った晴れ着を探してみてください。

失敗したと思うこと&アドバイス

わたしが少し失敗したなと思うことは、かなり前から着る振袖が決まっていたことから、成人式に向かって具体的に動き始めるのが遅かったことです。動き出した秋には予約が取りづらい状況になってしまっていました。当日の着付けや前撮りは着物レンタルとセットになっている場合も多く、どんどん予約が埋まってしまうので、お母さんの振袖を着ようと考えている人も早めに予約をするのが良いと思います。お店も自分で探す必要があるので春くらいには動き出した方が良いと個人的には思いました。